ジルベール・シモンドンにおけるinformation の概念について : ベルクソン受容という背景から照らした考察を中心に
Published in OUKA (Osaka University Knowledge Archive) (Osaka University) • Mar 31, 2012
NobleIDNI4P30W42R65S93
Authors:
真一 橘
Abstract
本稿は、フランスの哲学者ジルベール・シモンドン(Gilbert Simondon, 1924-1989)において、独自の用いられ方をしているinformation という語を、彼が第一に参照していると思われるアンリ・ベルクソン(Henri Bergson, 1859-1941)の思想を手掛かりに読み解いて行く。information という語が現代的な意味をもっていなかったベルクソンの時代においては動詞形のinformer で、「形相を付与する」という質料形相論的意味で主として用いられている。たしかに、シモンドンは質料形相論を批判するのだが、ベルクソンがinformer を使用する文脈は、むし...
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