ロールシャッハ・テストから見た「なぐり描き」法の効果について
Published in Kobe University Repository Kernel (Kobe University) • Sep 1, 2007
Authors:
俊樹 伊藤
Abstract
なぐり描き (Mess Painting) の技法は,Luthe(1976) が個人の創造性を伸ばすために開発した技法で、自己実現をめざす健常者のための一種の芸術療法ともいえる.具体的には新聞紙になぐり描きをすることによって、被験者の抑圧された感情、心的エネルギーなどを解放させ、更に面接段階で描かれた絵をもう一度振り返らせ、そこで表現されているものを自分の内面に統合させていくことによって、被験者の内的な成長を促すものである。本研究では20代の男女9名を対象にこの「なぐり描き」法を6週間行い、その前後にロールシャッハ・テストを実施し、その変化を見ることとした。6週間の間に行った面接の結果からは、...
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