精神分析における「他者」概念の社会学的研究
Published in Kyushu University Institutional Repository (QIR) (Kyushu University) • Feb 15, 2002
NobleIDNI2P45W14R08S42
Authors:,,
康隆 藤嶋
Yasutaka Fujishima
ヤスタカ フジシマ
Abstract
本論文の第一の目的は、精神分析学、特にフロイト-ラカン(派)の社会理論を古典的な社会理論であるデュルケムの社会理論と接続させて理解することによって、フロイト-ラカン(派)を従来の社会理論の中に位置づけることである。本論文の第二の目的はこのようにフロイト-ラカン(派)をデュルケムの社会理論と接続させることによってラカン派やデュルケムを含めた既存の社会理論の限界点を明らかにすることである。その際、問題になるのは社会学において「他者」概念がどのように論じられてきたかである。デュルケムやラカン派の社会理論を概観して明らかになったことは、これまでの社会理論では「他者」概念が主体にとって「内的な環境」にと...
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