営業秘密保護と退職後の競業規制 (一) : アメリカにおける不可避的開示論の形成と展開を踏まえて
Published • Nov 30, 2006
NobleIDNI9P62W89R28S24
Authors:,,
石田 信平
イシダ シンペイ
Ishida Shinpei
Abstract
営業秘密は退職後の労働者による競争会社への漏洩によってその財産的価値が滅失する場合がある。そのため、多くの企業が退職後の競業避止特約を締結することによって、その漏洩を防止しようとしている。しかしながら問題は、こうした退職後の競業避止特約が労働者の職業選択の自由と衝突する点にある。 本稿では、以上のような営業秘密保護と退職後の競業規制について、アメリカの不可避的開示論の形成と展開を踏まえた検討を行った。ここで不可避的開示論とは、あるときは、わが国の不正競争防止法と類似する統一営業秘密法から直接競業差止という法的効果を導出する機能を果たし、あるときは、競業避止特約と秘密保持特約の限界を問う機能を果...
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