アメリカ革新主義の精神的風土 : ソーシャル・ゴスペルにおけるグラドンの役割
Published in Kyoto University Research Information Repository (Kyoto University) • May 1, 1966
NobleIDNI5P26W12R20S35
Authors:
佳与子 児玉
Abstract
南北戦争後の半世紀間にアメリカのキリスト教界に与えられた近代的工業社会と科学的諸思想との挑戦に応答して形成された社会的福音(ソーシャル・ゴスペル)の運動は、右派、左派、中道派など種々の傾向の宗教人多数(主として新教の)によって推進され、革新主義時代に最高潮に達した。普通ソーシャル・ゴスペルの「父」、「開拓者」などと呼ばれるワシントン・グラドンは、中道派的性格を特に強く備え、その思想や諸提案はソーシャル・ゴスペルの代表的組織の計画(プログラム)の箇条書き(フオーミユレーシヨン)に如実に反映されていることによっても、代表的ソーシャル・ゴスペラーといえる。彼は高層批評の成果を受容しつつも聖書の説く義...
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