近世における国学普及の一形態 近世国学の受容と普及に関する教育史的研究・序説
Published in Okayama University Scientific Achievement Repository (Okayama University) • Jan 1, 1989
NobleIDNI1P32W66R73S15
Authors:
Yoshikazu Yamanaka
Abstract
近世の国学はこれまで、倫理思想史、政治思想史、文学史、歌学史などの諸側面から研究の蓄積がなされてきた。しかし、近世の国学は、これら諸領域からの研究によっても明らかにしえない側面が少なからずある。では教育史の固有の問題としての国学研究とは一体何か。その一つとして、従来の国学研究がともすれば附随的にしか取り上げなかった、国学の受容・普及という問題があると思われる。そこで本稿においては、一定の社会階層によって受容された国学が更に広範な広がりをみせて普及していく過程に着目し、国学の学習者層の量的な拡大及び質的な多様性などの視点から実証的考察をすすめることによって所期の目的にせまりうるであろうと考える。...
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