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数量・程度を表すダケ節の統語論的特徴と解釈 : 空演算子移動分析の観点から

Published in Kyoto University Research Information Repository (Kyoto University) • Dec 26, 2003
NobleIDNI6P02W92R01S55
Authors:
理恵子 岡田

Abstract

現代日本語には次のような、節形式で数量および程度を表す表現がある.(ダケ節と呼ぶ。)(a)次郎は、[太郎が食べた]だけ、ケーキを食べた (b)[子育てに苦労した]だけ、子供がかわいいのはあたりまえだ (a)のダケ節は数量を、(b)のダケ節は程度を表している。奥津(1986)では数量、程度といった意味は語が辞書的意味として持つているものであるとされている。しかし本稿では、ダケ節が移動を伴う構文であることを示し、移動を仮定することで数量および程度の意味が導き出せることを示す。現代日本語では節形式で数量および程度を表す形式は他にも見られる。例えば以下の例である。(それぞれ、「半分」関係節、「人数」節...

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