NobleBlocks
Public

フエリックス・ガタリにおける記号論の構築 : 『分子革命』の三つの記号系

Published in OUKA (Osaka University Knowledge Archive) (Osaka University) • Mar 31, 2011
NobleIDNI2P07W19R90S77
Authors:
裕毅 山森

Abstract

フェリックス・ガタリは政治活動家であり、精神分析家である。本稿では彼のこの二つの側面に一貫性を与えている基礎的な理論として、彼の記号論があることを主張する。彼は『分子革命』(一九七七)において、「記号論の構築」を掲げている。これは彼も従事している精神分析の記号観・言語観を批判する試みであった。ガタリはラカンの精神分析をシニフィアンの記号学と呼び、欲望をコントロールする支配的な記号学として批判する。この批判を通して、ガタリは精神の病や社会現象などの結びつきを思考するために、記号系の三分類を提案する。ひとつ目は、「非記号論的コード化」と呼ばれるもので、DNA の発生論的コードやホルモンの内分泌の調...

Finding related papers...

Discussions

(0)

No comments yet

Be the first to share your thoughts!