「オルタナティヴ・スペース」の人類学的考察 : ニューヨーク、フランクリン・ファーネイスの軌跡
Published in OUKA (Osaka University Knowledge Archive) (Osaka University) • Jan 1, 2008
NobleIDNI4P36W71R40S39
Authors:
久希子 登
Abstract
一九七〇年前後にニューヨークで多く見られるようになった「オルタナティヴ・スペース」とは、商業ギャラリーや美術館では当時扱われなかった実験的な作品や若手アーティストの作品を、アーティスト自らの手で発表しようとした試みである。そこでは文脈を無化し「アート」の商品性を強化する「ホワイトキューブ」的実践への代替であることが目指された。本稿は、もうひとつの「アート」の文脈をつくろうとした「オルタナティヴ・スペース」の実践が成功であったのか、もしくは失敗であったのかを問うものではない。一九七○年代半ばからニューヨークで活動を続ける 「オルタナティヴ・スペース」のひとつ「フランクリン・ファーネイス (Fra...
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