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規範的経済学の対象・方法・情報的基礎 : イントロダクション

Published in Institutional Repository, Hitotsubashi University (Hitotsubashi University) • Apr 22, 2016
NobleIDNI8P83W88R98S49
Authors:
興太郎 鈴村

Abstract

規範的経済学は,経済の制度や政策の善・悪を評価すること,現存の制度や政策の欠陥を改善する方法を設計して実装する経済学の分野である.この論文は,規範的経済学の対象・方法・情報的基礎を説明することを課題としている.現存制度の在り方を分析する実証的経済学とは対照的に,規範的経済学は制度を選択可能な変数と考えて,その設計・評価・選択・実装の可能性を追求する.両分野の相違を反映して,実証的経済学の情報的基礎は現実の経済活動の成果を記述した情報であるが,規範的経済学は想像上の境遇の交換など,現存制度の性能を理解するために反事実的な情報をも駆使する点に特徴を持っている.この事実を強調するために,もはや存在し...

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