「残念」と「嫉妬」の心情を表す和語の用例分布について ―上代から近世まで―
Published in Okayama University Scientific Achievement Repository (Okayama University) • Jun 25, 2009
NobleIDNI4P44W85R47S68
Authors:,
Chen Gang
Norio Yoshida
Abstract
日本語心情語彙の通時的研究の一環として,日本文学史上の代表的な作品とみられるものを対象に,「残念」と「嫉妬」の心情を表す和語の用例分布を調査した。本稿では,その用例分布表を掲示し分布の特徴を指摘した。この分野の語の出現頻度は,源氏物語を始めとする平安女流文学作品においてとりわけ際だつ。現代語につながる「くやむ」「妬まし」は,中世に派生形として出現した語である。形容詞からの動詞派生語「~がる」の用例は,ほとんど「くち惜し」と「妬し」に集中している。
Subject
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