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『記紀』における「歌謡」と「説話」―蘇我本宗家の滅亡を予言する歌群を中心に

Published • Nov 1, 2017
Authors:
鄭家瑜
,
Chia‐Yu Cheng

Abstract

『記紀』は『古事記』(『記』)と『日本書紀』(『紀』)の併称である。『古事記』には112首、『日本書紀』には128首、合計240首の歌が存在する。類同歌(類似した歌を指す)は53首ある。これらの240首は合わせて「記紀歌謡」と呼ばれている。記紀歌謡は一般の歌と異なり、説話と非常に密接な関係を持ち、説話に「求められている」ために存在したと考えられている。しかし、これらの歌謡はどのような理由または形で、説話に求められているのか。歌謡と説話とはどのように結び付けられたのであろうか。これらの問題に関して、先行研究では必ずしも詳細な論考が行われてはいない。したがって、本稿では『日本書紀』の「皇極紀」に記...

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