古代アンデス文化における自然観とその変化の一事例 : ペルー・ワウラ谷下流域出土の土器に描かれるイコノグラフィーの分析から
Published in Kyoto University Research Information Repository (Kyoto University) • May 1, 2011
NobleIDNI2P25W74R90S24
Authors:
尚利 市木
Abstract
中央アンデス海岸地域にあるワウラ谷下流域で出土した紀元後8世紀から10世紀の土器様式に描かれるイコノグラフィーの変遷を素描することで, 後8世紀には野生動物と栽培植物(トウモロコシ)と人物などの表現が中心であったが, やがて幾何学文にカエル, ネコ科動物の図像が付属的に組み合わさるようになり, 後11世紀以降には, 野生動物だけでなく, ラクダ科動物, 人の身体的特徴・変形, 植物の表現が豊かになっていく過程があることが想定できるようになった. この変遷には, 自然観の変化も読み取ることができる.
Subject
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