権力の浸透と正当性の確保 : 閻錫山による「自治」の本質
Published in Kobe University Repository Kernel (Kobe University) • Mar 25, 2020
NobleIDNI2P94W13R71S09
Authors:
書嘉 程
Abstract
1917年、山西省を支配した軍閥である閻錫山は、「村制」を山西省の農村に導入した。しかし、村を「自治」の単位として決められたにもかかわらず、村の議会が設置されていないため、「村制」は「官治」によるものと言える。ただ、1922年、「村制」が実施されてから5年後、閻錫山は一転して「官治」を放棄し、村民会議などの村の「自治」機構の設置を提案し、「自治」を山西省の農村に導入しようとした。本稿は、主に民国期山西省に設置された「村民会議」の特徴、そして閻錫山が山西省で「自治」を導入する原因を検討するものである。当時の山西省「村民会議」に関する文書の分析を通じて、「村民会議」などの機構は、閻錫山が村の有力者...
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