民国期山西省における「村制」の導入 : 閻錫山の狙い
Published in Kobe University Repository Kernel (Kobe University) • Mar 25, 2019
NobleIDNI6P82W60R43S91
Authors:
書嘉 程
Abstract
1917年、山西省を支配した軍閥である閻錫山は、その故郷山西省で「村制」を通じて、村レベルの自治を先駆けて行っていた。本稿は、主に民国期山西省「村制」の特徴、そして閻錫山が山西省で「村制」を導入する政治的・社会的な背景を検討するものである。当時の山西省「村制」に関する文書への分析を通じて、山西省では本来中国の県の下での「里-甲」という二層構造を「区-村-閭-隣」という四層構造に再編してきたという「村制」の特徴が判明した。しかし「村制」の内容から見れば、「村制」は村を「自治」の基本単位と位置付けたが、事実上村民「自治」は限られたものである。その政治的な背景として、中央政府からの制限に抵抗するため...
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