「走り屋」の社会学 : モータースポーツにおける「草の根」の考察
Published in OUKA (Osaka University Knowledge Archive) (Osaka University) • Jan 1, 1998
Authors:,,
竜馬 遠藤
タツマ エンドウ
Tatsuma Endo
Abstract
本稿は、モータースポーツの「草の根」たる底辺層として、一般公道で「スピードレース型の暴走行為」に興じる若者サブカルチャー─彼らは「ストリート」とも呼ばれる─に注目する。彼らの行為は明らかに違法であり、それをモータースポーツに含めること自体が問題視されかねない。しかし、彼らの実態やモータースポーツ界全体をとりまく社会的環境について知ることで、その出現には必然的といいうる面もあることが理解されよう。クルマの改造=チューニングの法規による厳しい制限と、それを反映したモータースポーツ統轄組織の政策が、結果的に彼らを公道上の危険な遊びへと追いやっているのである。さらに視野を拡げるならば、こうした事態の背...
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