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「祈り」と「怒り」の広島 : 原爆孤児救護運動とサークル運動を中心に (特集 祈り)

Published in Kyoto University Research Information Repository (Kyoto University) • Jan 31, 2015
NobleIDNI0P04W08R95S21
Authors:
昭宏 山本

Abstract

本稿の目的は、原爆投下から一九五〇年代前半までを対象に、被爆地広島の都市イメージの構築過程を明らかにすることである。広島と「怒り」の要素との結びつきが定着し、「祈りの長崎」との一種の棲み分けが起こるのは、原水爆禁止運動や被爆者運動が高揚する一九五四年以降だが、それ以前において、広島はどのように語られていたのか。本稿では、まず、占領下から一九五〇年代前半におけるマスメディアの報道や知識人言説などから、被爆地広島の語られ方を概観し、その後、広島の人びとの具体的実践とその語られ方を分析する。占領下の広島では、原爆孤児たちが「祈り」の主体として期待され、マスメディアや自治体、教員や児童が、広島と「祈り...

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