金融ネットワーク・モデルとネットワーク理論 : 現状と課題
Published in Kobe University Repository Kernel (Kobe University) • Dec 1, 2014
NobleIDNI5P01W35R01S99
Authors:
照義 小林
Abstract
2008年に発生したリーマン・ショック以降, 金融ネットワーク研究が盛んになっている。 この研究分野では経済学者はむしろ少数派で, 物理や数理工学および生態学などの研究者が参加するなど, 極めて学際色豊かである。 その背景には, ネットワーク理論が2000年に入ってから急速な進歩を見せたことと, 多くの自然科学系分野でネットワーク理論を用いた研究成果があがっていることがある。 本稿では, 未だ経済学においてはマイナーな存在である金融ネットワーク研究の背景や, その基本的な考え方を簡単に解説する。 また, 今後金融ネットワーク・モデルが乗り超えるべき課題についても検討していく。
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