カルヴィニズムの発展--「ジュネーブ」から「アムボァーズ」へ
Published in Kyoto University Research Information Repository (Kyoto University) • Mar 1, 1966
NobleIDNI4P66W06R94S21
Authors:
教男 砂原
Abstract
カルヴァンのジュネーブにおける改革事業は、一見、非常にはげしいように見えるが、基本的には貴族政的要素を多分にもった保守的なものであった。ところが、彼の弟子の中から君主放伐論が生まれた。君主放伐論は一九七二年のサン・バーテルミー大虐殺によって形成されるとされている。しかし、この理論はこの事件で急に形成されたものではなく、カルヴァンの直接の弟子、それも彼の後継者テオドール・ベザにすでに、かかる傾向が見られるのである。カルヴァンとベザとの微妙な喰い違いが一五六〇年のアムボァーズ事件にすでに見られるのである。
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