古代東アジアの日本と朝鮮 : 「大王」の成立をめぐって
Published in Kyoto University Research Information Repository (Kyoto University) • Jul 1, 1968
NobleIDNI4P15W67R08S17
Authors:
義種 坂元
Abstract
五世紀の百済には、「王」・「侯」を従える所謂<百済大王>が成立していた。ところが、この頃、ほぼ期を同じくして、日本と他の朝鮮諸国にも「大王」が成立していた。高句麗には四世紀末期に、倭国には五世紀前期に、新羅には六世紀中頃に、それぞれ「大王」が誕生したのである。また、その成立過程を辿るとき、そこにはきわめて類似の現象がみられるのである。すなわち、支配領域の急速な拡大、隣接諸国の臣属──朝貢・入質──、時には他の君主の冊立等もみられ、また他方、当該国王は、中国王朝に通じて、その封冊をうけ、それによってその国家の独立性を顕示し、また、東アジアの国際社会に、それぞれの地歩を築いたのである。「大王」は、...
Subject
Finding related papers...
Discussions
(0)No comments yet
Be the first to share your thoughts!