エレン・ケイの「母性」に関する一考察 : 母性と自己との統合という課題を軸として
Published in OUKA (Osaka University Knowledge Archive) (Osaka University) • Mar 1, 1996
NobleIDNI7P26W77R70S68
Authors:
美香 岡部
Abstract
母親であることと独立した一個人であることは、従来、矛盾あるいは対立するものと考えられてきたが、この二っの生のあり方は、女性の社会進出がめざましい今日の社会において、どのように関係づけられるのであろうか。その問題を解明するたあの一っの試みとして、ここではエレン・ケイの母性主義思想に焦点を当てる。ケイの思想に関する先行研究において、彼女の「母性」は、一般に、個々の母親の出産や育児に直接関わる事柄のみをさすものだと限定的に解釈されてきた。しかし実は、この概念はより広義の精神的作用をも含意している。ケイは、この「精神的母性」が、女性の個人としての生をより豊かにするとともに、教育における男女平等や女性の...
Subject
Finding related papers...
Discussions
(0)No comments yet
Be the first to share your thoughts!