初期シカゴ学派モノグラフ クリフォード・ショウ『ジャック・ローラー』の生活史法
Published in OUKA (Osaka University Knowledge Archive) (Osaka University) • Mar 1, 1998
NobleIDNI7P43W44R38S81
Authors:
眞理子 玉井
Abstract
本論文の目的は、初期シカゴ学派モノグラフの一つ『ジャック・ローラー』の生活史法を再評価することである。これまでこのモノグラフは生活史を入手する手法や、他の多くの資料を用いて生活史を実証している点が評価されてきた。だがここで特に注目する方法論上の特徴は、調査者クリフォード・ショウと調査対象者スタンレー少年が矯正者(更生させる者)と矯正対象者(更生される者)の関係にあり、研究の過程で矯正計画が試みられ、その結果現実に少年が更生することによって、非行要因に関するショウの仮説が検証されていることである。この仮説検証は、(1)他の様々な資料によって非行要因の仮説が提示され、(2)非行少年の生活史によって...
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