アルツハイマー病の病因の探求
Published in Juntendō Igaku/Juntendo igaku • Jan 1, 2001
Authors:
Heii Arai
Abstract
20世紀半ばから始まったアルツハイマー病の多くの研究によってその本態や原因が次第に解明されつつある. アルツハイマー病は何らかの原因により脳が障害され様々な変化がおき, これに基づいて記憶障害などの症状が出現してくると考えられる. 脳の中では神経細胞が死滅してアセチルコリン減少や脳萎縮がみられ, 老人斑や神経原線維変化といった異常な構造が出現してくるので, これらがどうして起きてくるのかを調べることで原因を明らかにしようとしている. また, ごく一部には遺伝子病の仲間に入る家族性アルツハイマー病もあり, この場合には原因となる遺伝子異常を探求する研究が行われている. その結果, アルツハイマー...
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