現時米國市場に於ける我國の陶磁器
Published in Journal of the Ceramic Association, Japan • Jan 1, 1937
Authors:
飯野 逸平
Abstract
此度の旅行は僅に3ケ月で充分各位の參考になる樣な有益な話しは出來ないけれど, 渡米中見聞した事を報告旁々申述べて見ませう。問題は陶磁器中心に話しを致して見たいと思ひます。 第一に米國の景氣・・・・であるが之は大體良いといふて宜しいのであります。御承知の如く近時各國不況の後を承けて景氣囘復の道を辿り産業界, 經濟界を通し好況なのは共通でありますが, 殊に米國では政府の社會政策, 産業政策などにより毎年30億からの金を豫算に組み失業救濟事業を行つて居り今後も依然20億をバラ撒かれる筈で從つて主要産業は總て景氣よく特に自動車工業が目立つて居ります。 他方軍備擴張の御蔭で鐵鋼業は全盛を極めて居る。 其...
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