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特別講演 炎症とがんの制御を担う自然免疫系調節分子の機能解析とその応用

Published in Japanese Journal of Clinical Immunology • Jan 1, 2014
NobleIDNI0P67W67R18S87
Authors:
谷口 維紹

Abstract

免疫応答系は自然免疫系と適応免疫系に大別されるが,近年両免疫系の連携とそのメカニズムの解明が大きな注目を浴びており,アレルギー性免疫応答や自己免疫,更には発がんとの関係においても注目を浴びている.病原体やがん細胞の排除に関与する免疫系の調節機構といった生体防御系の根幹を担う個々のシステムの破綻が細胞のがん化やがん細胞の異常増殖につながることは広く知られているところであるが,そこでは両免疫系の連携の重要性が指摘されている.そもそも,免疫学の歴史において,免疫システムは病原体等が持つ特有の分子を非自己として認識・応答し,自己由来分子には免疫寛容が成立しており応答しないことが基本とされてきた.しかし...

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