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甲状腺微小乳頭癌の取り扱いおよび遺伝子変異について

Published in JOURNAL OF JAPAN SOCIETY FOR HEAD AND NECK SURGERY • Jan 1, 2020
NobleIDNI7P72W40R22S41
Authors:
友田 智哲
,
杉野 公則
,
伊藤 公一

Abstract

近年甲状腺癌に関する様々なガイドラインが改訂された。特に,国内のガイドラインで,転移や浸潤徴候のない微小乳頭癌患者に対して,非手術経過観察を希望される場合には,“経過観察を行うこと”が推奨された点は,他癌種の治療ストラテジーである早期発見,早期治療とは相反しており注目すべきである。この背景には,微小癌の増大頻度や遠隔転移の頻度は低いこと,増大後手術施行しても術後成績が変わらないことが前向き研究で示された為である。海外のガイドラインでは,次世代シーケンサーの普及に伴い,遺伝子検査が細胞診の鑑別困難時の診断補助として推奨されている。国内でも,髄様癌のRET遺伝子検査は,治療法決定に不可欠な検査であ...

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