御霊殿--室町・戦国期近衛家の邸宅と女性たち
Published • Jan 1, 2005
NobleIDNI1P00W41R78S91
Authors:
渡辺 悦子
Abstract
京都市上京区に所在する本学新町キャンパスの地には明治以前は摂関家の一流・近衛家の別邸「桜御所」があったことはよく知られている。この「桜御所」の名称は近世以降のもので、現存最古の洛中洛外図屏風では「近衛殿」と称され、さらにそれ以前は、近衛家代々の御影を祀る施設をもつ「御霊殿」と呼ばれていたようである。(「御霊殿」には近衛家代々の嫡女が居住し、御影を祀ったと考えられている。本稿は、『後法興院記』をはじめとする近衛家当主の日記等より、近衛室町に所在した近衛家の本邸が焼亡した応仁・文明の乱以降、「御霊殿」は近衛家当主の住む邸宅「近衛殿」となるが、以降も御霊殿の称を持つ近衛家の女性は戦国期を通して存在し...
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