ポスト経済成長期において男性の職業意識は「長期雇用」慣行にどう影響したか?
Published in OUKA (Osaka University Knowledge Archive) (Osaka University) • Mar 31, 2013
NobleIDNI9P88W69R33S59
Authors:
洋介 吉岡
Abstract
戦後日本の「長期雇用」慣行を説明することは階層研究でも重要なテーマである。本稿は、高度経済成長期までに入職した世代で大企業従業者を中心に「長期雇用」傾向が進んだのはなぜかという問いを設定し、この世代の男性従業員の職業意識とその後のポスト経済成長期の離職行動との関連性に注目し実証的説明を試みた。1979 年から2006 年までのインターバルを置いて同一男性対象者を追跡したパネル調査データを用いた多変量解析の結果、労働市場のなかでも中小企業ブルーカラーに従事する男性の仕事満足度(1979 年)のみ、その後のポスト経済成長期の離職行動を抑制した。一方、大企業従業者や中小企業ホワイトカラーに従事する男...
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