デュルケム教育理論における「コレージュ」の位置-現代「中等教育」の視座を求めて-
Published in OUKA (Osaka University Knowledge Archive) (Osaka University) • Mar 1, 1996
Authors:
尚子 鬼頭
Abstract
本稿の目的は、デュルケムの著作『フランスにおける教育の発達』を読み解くことによって、初等教育から高等教育へとっながる全学校体系を視野に入れつつ、高校教育とは何かという問題を考えることにある。すなわち、高校における教育は、義務教育や高等教育とは異なる独自の教育段階なのか、もしそうであるならその独自性とはどこにあるのか、という問いに対する答えを探ることである。まず、デュルケムの記述に沿って、彼の同時代における中等教育機関である「コレージュ」の発展の歴史を探り、高等教育機関としての「ユニヴェルシテ」との比較を試みる。そして、そのことによってデュルケムが抽出した、すべての学校教育体系に必要な三つの要素...
Subject
Finding related papers...
Discussions
(0)No comments yet
Be the first to share your thoughts!