戦後沖縄の境界・領域と政治行動--領土の分離・統合と闘争のイデオロギー (特集 国境)
Published in Kyoto University Research Information Repository (Kyoto University) • Jan 1, 2007
NobleIDNI7P44W60R90S93
Authors:
孝史 山崎
Abstract
本稿は、戦後の沖縄を日本国民国家との領域的関係から検討することによって、境界や領域の画定が集合的なアイデンティティの構築と政治化にどのような影響を及ぼしたかを考察する。特に、米軍駐留に反対する政治集会のデータとフレーム分析の手法を用い、運動のイデオロギーと抵抗のアイデンティティが構築される過程で、領域の概念がどのように言説的に採用・破棄されたかを分析する。集会主催者によるナショナリティやエスニシティといった集合的アイデンティティの政治的表象は、沖縄と日本・米国との政治・領域的関係の変化に応じて、多様な様式を持っていた。そして、領域やアイデンティティに関わる表象の様式は、大衆を動員しようとする集...
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