「伝統」の継承、再創造、移植 : 内モンゴル自治区における「白いスゥルデ」祭祀の「復興」をめぐって
Published in Kyoto University Research Information Repository (Kyoto University) • May 1, 2012
NobleIDNI6P47W20R29S67
Authors:
ソロンガ
Abstract
近年, 中国内モンゴル自治区において, モンゴル帝国からの伝統祭祀である「白いスゥルデ祭祀」が, 三か所でそれぞれ独自の形で並行して行われるようになった. 一つはモンゴル帝国の軍の直系一族にあたる祭祀集団によって, 400年近く受け継がれてきた伝統祭祀である. もう一つは, 2006年, モンゴル統一800周年を機に, 観光用に「再創造」された祭祀である. この派手な祭祀は, 民間の実業家と過去の「白いスゥルデ祭祀」を研究してきた学者の共同によって作られたものである. そして, 三つ目は最後の大ハーンであるリッグダン・ハーンの故郷であるチャハルの子孫たちが, そこをモンゴル帝国の正統な中心地で...
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