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抽象絵画による美術教育の可能性 : ポァリング技法とスティニング技法に着眼して

Published in Kobe University Repository Kernel (Kobe University) • Jun 21, 2016
NobleIDNI6P88W03R19S40
Authors:
吉弘 岸本
,
Yoshihiro Kishimoto

Abstract

今日の美術教育の場において抽象絵画は教材として敬遠される傾向にある。その理由としては主題やイメージ性などが解りづらく、質的な判断などの指導が難しいと考えられているからであろう。確かに再現的な具象絵画に比べればそうかもしれない。抽象性の高い作品が持つ厳格な画面構成などは、専門的で難解なイメージが高く、また逆にアクション・ペインティングなどの表現の類は、その場しのぎの一過性の面白さにしか過ぎないのも実際である。つまり抽象絵画は教師側にとって教育レベルにまで汎用させるのは困難であると理解されているのである。しかしながら抽象絵画にこそ、現在の美術にとって欠くことのできない豊かな歴史や内実があるのも実際...

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