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精神障害の発生と維持に関わる認知の偏りの文献的検討

Published in Kobe University Repository Kernel (Kobe University) • Sep 30, 2018
NobleIDNI3P58W01R62S73
Authors:
直樹 相澤
,
Naoki Aizawa
,
ナオキ アイザワ

Abstract

近年の認知行動療法の飛躍的な発展により、 さまざまな精神障害の発生と維持の背景に多種多様な認知の偏りの影響が指摘されるようになった。 本稿では、 主要な精神障害と認知の偏りの関連に関する先行研究を概観し、 その知見を整理した。 ほとんどの精神障害に関連する注意と記憶の偏りに関する知見をまとめた上で、 それぞれの精神障害に特有の認知の偏りに関する知見を整理検討したところ、 抑うつに関しては、 抑うつスキーマ、 推論の誤り、 否定的自動思考、 ならびに反芻との関連、 社交不安障害については、 社交場面における判断や解釈の偏りとの関連、 強迫性障害については責任性の誇張や思考の偏重、 不確かさへの耐...

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