遺言書の破棄による遺言の撤回と遺言の変更 : 民法一〇二四条前段と九六八条二項の関係をめぐる立法史的考察
Published • Feb 28, 2017
NobleIDNI4P26W88R65S24
Authors:,,
誠一郎 上田
セイイチロウ ウエダ
Seiichirou Ueda
Abstract
遺言書の破棄による遺言の全部あるいは一部の撤回と遺言書の加除その他の変更に厳格な方式が要求されることとの間には、遺言者の真意の尊重と方式主義の要請の緊張関係があり、学説上も両者の振り分けについて争いがある。このことは斜線を引くことによる遺言全体の撤回を認めた最高裁判決が登場した現在、いっそう重要な問題となりつつあるように思われる。本論文は民法草案の段階においては撤回事由の一つとして「変更」が挙げられていたことに着目し、それがドイツ民法に由来すること、ドイツ民法の起草過程の中でこの規定の持つ意義が大きく変化し、日本民法の起草者が参照した法案段階と最終的に成立したドイツ民法ではその制度的背景が大き...
Finding related papers...
Discussions
(0)No comments yet
Be the first to share your thoughts!