カール・エーミール・フランツォースとウクライナ
Published • Aug 25, 2006
NobleIDNI1P88W92R35S10
Authors:,,
裕 伊狩
ユタカ イカリ
Yutaka Ikari
Abstract
カール・エーミール・フランツォース(1848-1904)は、今日ではもっぱら、東方ユダヤ人の世界を描いた、いわゆる「ゲットー作家」としてのみ知られ、『小ロシア人の文学』、『タラース・シェフチェンコ』等によって、ウクライナ人の文化、特にその文学を、当時、ドイツ語圏にむけて精力的に紹介していたことは知られていない。本稿では、ウクライナ民族の歴史と文学に対するフランツォースの深い理解と関心とを示すものとして、『小ロシア人の文学』、『タラース・シェフチェンコ』、そしてまた、フランツォース自身によるシェフチェンコの詩のドイツ語への翻訳を取りあげ、従来、もっぱら「ユダヤ」によってのみ論じられることの多かっ...
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