広葉樹材の組織・構造と空気透過性
Published in Kyushu University Institutional Repository (QIR) (Kyushu University) • Mar 30, 1988
NobleIDNI3P26W20R70S39
Authors:,,
尚宏 黒田
Naohiro Kuroda
ナオヒロ クロダ
Abstract
この研究では,木材の空気透過性を使って材質評価を行うための基礎資料を得ることを目的に,広葉樹材の組織・構造と空気透過性との関係について検討・考察した.広葉樹材では道管が主要な透過経路であるとしても,道管要素間の連絡構造およびチロースなどによる道管要素の充填が透過経路を複雑にするために,道管の占有体積だけでは透過性を決めることができない.したがって,簡単な2要素モデルを透過経路に適用して樹種による適合性を検討した結果,透過にかかわる広葉樹材の組織・構造をおおよそ類型化できることがわかった.すなわち,道管径のバラツキが甚だしい環孔材や閉そくした道管を持つ樹種では,その適合性が悪い.一方,充填物によ...
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