探索的コーパス言語学のための覚書
Published in OUKA (Osaka University Knowledge Archive) (Osaka University) • 2026
Authors:,,
正彦 石井
マサヒコ イシイ
Masahiko Ishii
Abstract
統計学とその応用分野で生じた,データによって仮説を検証する確認的な(理論モデル主導型の)アプローチから,データによってデータそのものを説明する探索的な(データ主導型の)アプローチへの展開が,同じくコーパス言語学でも生じていることを跡づける。その上で,今後,後者のアプローチを採る「探索的コーパス言語学」と呼ぶべき日本語研究が大きく展開していく可能性を示し,そのための方法論として,(1)連結パターンの探索,(2)全文コーパスの利用,(3)多様なコーパスの開発,(4)探索的データ解析の適用,の4点を提案する。
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