兵庫県南部地震における宅地緩斜面の地すべり的変形に関する一考察 : 有効応力に基づく二次元有限要素解析から
Published in Kobe University Repository Kernel (Kobe University) • Mar 1, 1999
NobleIDNI5P94W97R30S28
Authors:,,
信之 吉田
Nobuyuki Yoshida
ノブユキ ヨシダ
Abstract
1995年兵庫県南部地震では、斜面傾斜角10度以下の宅地緩斜面においても地すべり的な変形が観測された。被災した緩斜面は地下水位が高く、盛上や沖積層が比較的緩詰めであったために地震動によって液状化が発生し、それに起因して地すべり的な変形を生じたものと推測されている。そこで今回の地震で被災した宅地緩斜面について有効応力に基づいた二次元液状化解析を行い、地すべり的変形の発生メカニズムを検討した。その結果、今回の地震で観測された地すべり的変形は地下水面以下の盛土および沖積層での過剰間隙水圧の上昇に伴うせん断剛性の低下によるせん断変形であると推測された。
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