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コザサ トイウ ジョセイゾウ オ メグッテ コジョウルリ コザサ ニ ミラレル チュウゴク コテン ノ ジュヨウ ト ソノ シュホウ

Published in Osaka City University (Osaka City University) • Mar 1, 2008
NobleIDNI0P24W85R97S42
Authors:
慶 劉

Abstract

はじめに : 日本近世演劇には忠義を描く作品が数多くある。その忠義の殆どは家臣の自己犠牲によって表現され、そこでは身替りの趣向がよく使われていることが知られている。近世演劇の「身替り」の源流をたどってみると、一六四〇年代後半頃の刊行と推定される古浄瑠璃『小篠』が先駆をなした作品の一つであると、諏訪春雄氏によって指摘されている。大坂二郎兵衛正本『小篠』は、「大坂」を冠した太夫名をもつ最も古い正本であるとみられる。この太夫について詳しいことは不明だが、出羽掾とも一緒に興行をした経験もあり、大坂道頓堀で活躍した太夫であると推測される。彼はこの正本の中で、二人の女性を創作した。……

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