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キリシタン ブンガク ノ ハイケイ セイオウ シソウ ノ ニホン エノ トウエイ

Published in Osaka City University (Osaka City University) • Sep 1, 1956
Authors:
源一 柊

Abstract

キリシタン文学は、せまい考え方からみれば、日本文学史の上に大きな足跡を残したとは言えないであろう。しかし文學の基盤をなす精神的な文化の面からみれば、その生成と発展とは、東西文化の交渉という世界史的意義をもつ重要な事実である。在来の日本文学史家がこれを軽視し来ったのは、諸家がその教養の根底において、三百五十年の昔、キリシタンを攻撃した林羅山と同じ範囲の視圏を有するに止ることを露呈したものと言っても過言ではあるまい。……

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