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在日韓国・朝鮮人における巫俗信仰 : 巫俗と仏教とのシンクレティズムを中心に

Published in OUKA (Osaka University Knowledge Archive) (Osaka University) • Jan 1, 1994
Authors:
点淑 許

Abstract

論考の動機は、在日韓国・朝鮮人の社会で巫俗信仰が流行しているのは、如何なる社会的背景にあるのか、巫俗を通じて何を求めているのかにある。そこで本稿では、在日韓国・朝鮮人社会での巫俗信仰の意味を再吟味し、その中で、現世利益信仰だけではなく、アイデンティティの再確立をはかる機能をもつものとして、巫俗信仰を取り扱うことにしたい。この問題は、本国・(韓国) の場合と在日韓国・朝鮮人の社会の場合とは違ってくるというところが興味深い。朝鮮寺の最大の特徴とも言える仏教と巫俗との習合という在り方とも絡んでおり、そこには韓国的な要素や日本的な要素、そして独特の要素が見受けられるのである。このような要因を明らかにし...

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