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定期市の開設にともなうマジャンギルの生業変化と現金経済への適応--世帯経済・家畜飼養・土器製作

Published in Kyushu University Institutional Repository (QIR) (Kyushu University) • Jan 1, 2010
NobleIDNI7P19W76R45S99
Authors:
廉也 佐藤

Abstract

現金経済の本質とその導入時における人間行動の変化を考察するために、短期間に自給経済から現金経済へと急激に変化したエチオピア西南部の小規模社会(マジャンギル社会)を事例として取り上げ、現金経済への適応の様態を具体的に記述する。森林内で焼畑蜂蜜採集、狩猟などの自給的な生業をおこなってきたマジャンギル社会は、1980年代の定住化をへてエチオピア国家の傘下に入ったが、20世紀末に定住村内に定期市が開設されると、急速に日常生活に現金経済が浸透した。本稿では特に、世帯経済の現況を具体的に提示するとともに、現金経済の浸透による変化を代表する現象としてウシ・ヒツジ飼養と土器製作をめぐる変化に着目した。現金経済...

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